こんにちは。ともままです。
あなたは一日の食事にお味噌汁を取り入れていますか?
私は毎日取り入れています!
というのも我が家ではカレ-ライスやチャ-ハンのときにも、「お味噌汁ないの?」と言われるほどの味噌汁家族!
なので、お味噌汁は必須なのです。
でも毎日のこと。
おかずと同じようにお味噌汁の具材に頭を悩ますことも多いですよね。
そもそも、お味噌汁が苦手だという方も多いのでは?
しかし、お味噌汁はあまり具材を選びません。
何を入れても割と成立してしまうメニュ-なのです。
しかも具沢山にすれば、それだけで栄養価も高いものに。
汁も飲み干すものなので、栄養の取り逃がしもありません。
具沢山だとそれだけで食卓が1品多いイメ-ジになります。
入れる具材によっては和風にも洋風にも中華にもできます!
今回はそんな食卓の中心になりうるお味噌汁の具材を中心にお話ししていきたいと思います。
お出汁をとろう
お味噌汁に大切なのはお出汁です。お出汁とお味噌の調和がどんな具材をも汁物に合う食材に変えてくれるのです。
毎回お出汁を取るなんて大変そうで・・・と思っているそこのあなたに朗報があります。
昆布や鰹節や煮干しを水に入れておくだけの簡単お出汁法や、たくさんお出汁をとっておけば、冷蔵・冷凍保存ができます!
自分のライフスタイルに合った方法で、是非天然のお出汁を楽しんでください。
かつお出汁
鰹節を使ったお出汁になります。
鰹節は大袋に入っている、薄削りか厚削りのものを使用しましょう。
1000mlのお水に対して、鰹節が10g~20g。お好みで調整してみてくださいね。
昆布出汁
昆布を使ったお出汁になります。
我が家ではいつも「日高昆布」を使用していますが、「羅臼昆布」なども出汁向きですのでお好みの昆布を探してみてくださいね。
お水1000mlに対してだいたい10㎝角の昆布を1枚用意します。
昆布は洗わずにそのままで使用しましょう。どうしても気になる場合は硬く絞った布巾などで拭くのみにとどめてください。旨みが薄くなってしまいます。
時間がない、早く使いたいという方は、30分浸した後に火にかけても大丈夫ですが、沸騰までの時間を長くするために出来るだけ火を弱めてじっくり出汁をとるようにしてください。
煮たててしまうと風味がそこなわれ、昆布のねばりも出てきてしまいますのでご注意くださいね。
いりこ出汁
煮干しから出汁を取ります。
お水1000mlに対して、20g~30gの煮干しを使用します。お好みで調整してください。
昆布出汁にかつお出汁を合わせたものを「合わせ出汁」と言います。火を止め昆布を出したお鍋に鰹節を入れて、5分程放置、その後こしたものです。
私は別々に出汁を取り、冷凍保存。合わせて使用したい時に両方取り出して使用しています。
水出しのお出汁は、私は水1000mlなら上記分量の倍の鰹節や昆布を使用し、冷蔵庫で10時間以上は放置しています。鰹節はお茶パックなどに入れるとこす手間がなくなり楽ですよ。
粗熱を取ったお出汁は、密閉容器に入れて冷蔵保存。3日以内に使い切ってね!
たくさん作りすぎて使い切れないときはどうしたらいい?
我が家では製氷機に入れて冷凍してるよ!
お出汁は2倍くらいに濃い目に作って、製氷機で凍らせておけばいつでも出してすぐ使えるから便利だよ。
へえ!凍らせておくこともできるんだね!
時間がある時にたくさん作って凍らせておけば、手間がはぶけるね!
お味噌汁の具材を季節ごとに変化させよう
さて、ここからは具材を季節ごとに分けてご紹介します。
オーソドックスなお味噌汁と言えば、豆腐とわかめ、長ネギと油揚げ、豚汁などですが、もう少しレパートリーを増やしたいという方必見です。
芽吹きの春
まずは春キャベツ!やわらかい葉と豊富な甘味がお味噌汁によく合います。
春キャベツに合わせたいのは、豚肉と人参。
寒暖差が激しく体調を崩しやすいこの時期は生姜を入れて体をあたためましょう。
そして、アスパラ。アスパラは軽く下茹でしてからお味噌汁へ。あまり茹ですぎないようにしましょう。
アスパラに合わせたいのは、ベーコンやウィンナー。
少量のバターをトッピングしてバターとお味噌の風味を楽しんでみてください。
食物繊維たっぷのレタスもいかがですか?
具材が入っていないお味噌汁に、汁を切ったシーチキンを入れて召し上がる直前にちぎったレタスを入れてください。
シャキシャキレタスがお味噌汁に意外にマッチします。
シーチキンを鯖缶に変えてもおいしいですよ。この時生姜とお酒少々を一緒に入れると臭みが減ります。
夏はバテ知らずに
最近の私のお気に入りネバネバめかぶ。
豆腐のお味噌汁を作り、食べる直前、あたためる時にさっと入れましょう。
風味抜群、ネバネバ効果で夏バテ撃退です。
夏のネバネバと言えばオクラ!
栄養素がバランスよく入っている卵のかきたま汁に、さっと下茹でしたオクラをポイッ。
彩も鮮やかなオクラのお味噌汁です。
そして、夏の野菜の王様かぼちゃ。
かぼちゃと玉ねぎ、にんじんやさやいんげんなどの色とりどりの野菜を使って、具だくさん栄養たっぷり夏のお味噌汁をどうぞ。
ベーコンを入れてコクを出し、バターや粉チーズをふりかけると洋風な一品に早変わりします。
秋の味覚盛りだくさん
秋と言えばきのこですよね。
色々な種類のきのこでお味噌汁を作り、そこにすりごまを入れます。
食物繊維たっぷりのお味噌汁、夏の疲れも癒されることでしょう。
このきのこ汁に、さつまいもや里芋を入れてみてください。
さつまいもや里芋が溶けだしたとろとろのお味噌汁が体に染みわたります。
長芋をすったものを入れてもおいしいですよ!
れんこんもおいしくなる時期ですので、れんこんを入れても良さそうですね!
うちでも試してみたいと思います。
冬は体温を下げない工夫を
冬はとても寒い時期なので、体をあたためるためにお味噌汁は手軽な食事です。
冬は葉物や根菜がとても甘くおいしくなる季節。
私がおススメしたいのは、白菜と生姜のお味噌汁です。
生姜は是非チューブではないものを使用してください。
少し大人味(生姜が辛いので)になりますが、甘い白菜とピリッと辛めの生姜がとても合うんです!
一口飲んだだけでポカポカ。生姜はすりおろすよりも千切りのほうが生姜感を味わえます。ごま油を少量たらすと中華風に。
ブロッコリーもおいしい季節です。こちらはベーコンと一緒に。
ブロッコリーは軽く下茹でし、あまり茹ですぎると風味が変わりますので、くたくたに茹ですぎないようにしましょう。
お味噌汁を作るうえでの注意点
お味噌汁は時間がない時も手軽にささっと作れる一品です。
ですが、時間がある時は是非、具材にはゆっくりと火を通してみてください。
具材の出汁が汁に溶け込んで、ひと味もふた味も格上に。
これはよく言われていることなのですが、お味噌を溶くときは火を止めてから!
あたためるときも同様で、グツグツと沸騰させないようにご注意ください。
風味が失われて若干塩辛くなってしまいます。
具材によっても、茹ですぎると風味が失われてしまうものがあります。(アスパラやブロッコリー)
下茹でして食べる直前に入れると良いでしょう。
まとめ
今回はお味噌汁についてお話させていただきました。
ポトフやコンソメスープなどももちろん我が家ではいただきますが、残ったら次の日はそこにお味噌を入れてしまいます。
お味噌は出汁も選ばないのです!
コンソメや鶏ガラなどでも、お味噌汁風にできます。
お味噌ってすごい調味料ですよね。
一日一杯のお味噌汁。是非毎日の食卓でお楽しみください!